飛行機の欠航・遅延の理由で、機材トラブルというものがあります。
その理由をご説明します。
機材トラブルというのは、飛行機=機材に問題があって飛べない状態のことを言います。
極端な事例ですが、フラップが動かないとかあれば、当然飛び立つことができません。
そして、その飛行機は欠航となるわけです。
ただ、飛行機の故障=欠航や遅延となるわけではないんです。
たとえば、読書灯が点かないということがあるとします。
別に読書灯なんてついてもつかなくても飛行機の運航には何の影響もありません。
もちろん、利用している乗客には影響があるでしょう。
そのような場合には、座席が空いていれば、その座席を利用禁止とし、別の座席に座ってもらいます。
満席であれば、乗客に理由を説明して乗ってもらいます。
この程度の非常に些細なことであれば、遅延、欠航などは起こさせません。
ただ、航空会社によっては非常に古い飛行機を利用している航空会社もあるのは事実です。
そのような航空会社の場合には、本当に機材トラブルが発生することもあります。
これについては、十分ご理解いただけるかと思いますが、もう一つ遅延トラブルのもとがあるんです。
それは、機材のサイクルがうまく回らないという問題です。
これは、次の記事で説明しますね。